今回は、職員4名で訪問しました。
前回訪問後に、教職員の方々が利用の少ない図書を中心に約1,000冊を別の場所に移動してくれていました。
また、レイアウトを少し変更されていて、点在していたライトノベルや文庫本をカウンターに近い、生徒が利用しやすい場所に移動されていました。固定していない書架も2本撤去されて、すっきりした印象を受けました。
今回は、除籍予定図書の選定について整備支援をしてほしいとのことでしたので、発行年が古く、生徒にほとんど利用されていない図書や全集を中心に職員で検討しながら除荷していきました。除架した図書は閲覧机に積み上げていきました。
3時間程度作業して、ざっと除架を終えましたが、もう少し除架をする必要があります。それは、次回の訪問時に、レイアウトの変更と一緒にすることにしました。
文部科学省の定める「学校図書館ガイドライン」でも、学校は、「児童生徒にとって正しい情報や図書館資料に触れる環境整備の観点や読書衛生の観点から適切な廃棄・更新に努めることが望ましい」と書かれています。
本は貴重なものだし、どう除籍すればいいか悩まれる学校は多く、それを図書館員が支援することで、読書環境が少しでも整えばいいなと思うばかりです。
【図書館写真】(撮影:県立図書館、2018年12月)